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占いの館
占いの館: ようこそ!
遠い昔、アポロンに仕えた巫女たちは、デルフォイの神殿で原始的な占いを庶民へのサーヴィス的なものとして行っていた。彼女たちはひどく不安定な三脚の高い椅子の上に座り、麻薬のような煙草を吸ってトランス状態に陥りそれによって神との交信をしやすくしてから、人々に託宣を与えた。
これらの巫女は選ばれた感もあるが、ごく初期の段階では巫女は存在せず、ただ連れて来られた女が坪の中に手を入れて、白と黒に塗られた豆を無造作に取り出してはイエスかノーという単純な答えを導き出していたのである。
人類の存在する地域には・・・世界中の民族は、こうした神託的な、占者が存在する占いから自分自身で行わなければならない一種まじない的な雰囲気を持つ占いまで、実に多くの占いのバリエーションを生み出して来た。なおかつありとあらゆる物(事象)が占いの対象になっている。

占いの館: 概要
占いとの賢い付き合い方
占いは、あくまで情報であり、迷ったときの選択肢のひとつにしか過ぎません。
占いをこの世に誕生させたのも人間なら、使っていくのも人間。道具というものは使い方次第です。
占い師は行った占いの結果を伝え、アドバイスするだけの存在です。導き出された結果を質問者の質問と照らし合わせながらカウンセリング的なアドバイスをしますけれど、その結果を受け入れて行動を起こしたり、気持ちを切り替えるのは「あなた自身」です。つまりは占いの結果を生かすも殺すも、質問者自身の問題です。
一言でいうなら 占いは「たかが占い」です。
絶対的な「神の声」ではありません。しょせん、人間の浅知恵で知りえること・・・未来や人が存在する人生の意味を知りたくて知りたくて、何とか方法はないかと、先人たちが模索して出来た道、方法のひとつに過ぎません。盲信するのではなく、謙虚に利用することそのものが大切なのだと思います。
前向きに、積極的に生きるために、「占い」から得られることの中から、人生の光明やヒントを見つける。
そのくらいでいいのではないでしょうか?
