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季節の庭

季節の庭: 概要
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異教徒たちの祝祭

季節の庭: ようこそ!
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Great Sabbats 又は eight Great Sabbatsと呼ばれるウィッカの祭り
なお、各祭日は太陽の運行と暦の関係上、年によっては1~2日は前後する。

ウィッカたちは、満月の夜、そして季節の変わり目である祝日に集い、自然の潮流と自分たちを同調させる儀式を行う。
これは自然のリズムに同調するための儀式であると同時に、自然の力を人間の生活に導き入れるための祝祭でもあったのである。

参考文献
「Which Craft」 鏡リュウジ 著 柏書房
「魔女の本」松尾未来 著 学陽書房
「聖魔女術」スターホーク 著 国書物刊行会 他

季節の庭: 概要
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3月20-23日 春分

Vernal Equinox,Spring Rite

スプリング・エクイノックス(イースター) 

俗にいう春分の日。太陽が春分点に回帰し、太陽の力が復活する日である。
スプリング・レイト-春の儀式とも呼ばれている。動物の繁殖や作物の結実を祝う祭り。キリスト教ではイースターすなわち復活祭にあたる。
ウィッカの伝統では、この日に冬の闇を代表する人物と春を代表する人物が模擬戦を行い、そして春が冬を打ち負かすという劇が行われる。また、この日は恋愛のまじないに適した日でもある

季節の庭: 概要
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4月30日~5月1日

Beltaine,May Eve
Walpurgisnacht

ベルティン

メイ・イブとも呼ばれ、ワルプレギスの夜としても知られている。聖ワルプルギスの祝日の前夜でケルト族がベルティンと呼ぶ大祝日でもある。五月祭…メイポールが建てられて豊饒を祈るダンスが行われる。
ウィッカの世界では、太陽の神が若々しい牡鹿の姿で帰還すると言われている。

季節の庭: 概要
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If there's a bustle in your hedgerow,

don't be alarmed now,

It's just a spring clean for the May queen.


草木がざわついても怯えることはない

春の使者"五月祭の女王"を招くために

こうして清めているだけなのだから

byレッド・ツェッペリン「Stairway to Heaven」

季節の庭: ようこそ!
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6月20-23日 夏至

Summer Solstice

サマーソルスティス  
女神Heartha、Vesta、Rhea、Artemis、Calliste、Arianhod、などに捧げられるフェスティバル。太陽の勢力が頂点に達する日。キリスト教では聖ヨハネの日とされる。
24日はミッド・サマーと呼ばれる。シェークスピアの作品で知られるように、この時期は妖精たちの活動が一年を通して最も盛んになるという。
古くヨーロッパの各地では、この日に盛大な火祭りが行われていたものだった。

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8月1日

Lughnasadh

ルーナサ
ラマスの日。牧神パンの祭りでアングロ・サクソン時代に初穂が捧げられた。19世紀までウェールズ地方で崇拝されていた英雄リュー・ラウ・ギヘスと関係があり、8月最初の日曜日がリューマスと呼ばれ、彼の死が記念された。ケルトの光を象徴する神ルーフに捧げられた日で、ルーフはこの日穀物に宿り、身を犠牲にすることによってさらに大きな収穫を導くと信じられていた。
古くは、青いリンゴと麦を飾り祝われ、地方ではこれからの収穫の成果の誓いを立て、実りを祈る日とされている。スコットランドではこの日に、最初の麦の穂を領主に献上したという。

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9月20-23日 秋分

Autumnal Equinox,
Mabon

マボン
秋分の日。通常は9月21日に祝われる。収穫を祝う祭りでもあり、日に日に短くなって行く太陽の光を惜しみ、感謝する日でもある。また、この月はツタとブドウの月ともいわれるが、それは、この日を境に野イチゴや葡萄が詰まれ、ワインなどの加工が始まったことによる。

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10月31日

Samhain

ソーウィン

一般にはキリスト教徒のお祭りであるハロウィン(万聖節)として有名。Womon's new yearsとしても知られる。
冬の始まりであると共に、一年の締めくくり、終わりの祭りでもある。冬の食料の備蓄のために家畜が殺され、加工された日でもある。故に“死”と結び付けられ、「冥界とこの世の境が薄くなる日」とされた。(ちなみに太陽は死と再生のサイン、天蝎宮にある時期でもある)
死者の霊を慰めるために火を焚き、新年を迎える瞬間に消され、また新しい火がつけられる。
これは、古い年が去り、新しい年が始まったことの記なのである。

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12月20-23日 冬至

Yule,
Winter Solstice

ユール
占星術では太陽が磨羯宮に入る日。太陽がその勢力を弱め、復活するこの日、太陽の回帰と再生を祈って祝われた。死して蘇る神、ディオニッソス、アッテス、ミトラと関連づけられた。この祭りでは神の復活劇が演じられる。ウィッカたちはこの日のために特別なケーキを焼き、聖杯を傾ける。そして、次のように祝うのである。
「太陽の帰還万歳、我等は古き神に、聖なるものに、樫の木に、我等の貴婦人に、乾杯せん!全ての人に、メリーユール!」

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2月2日

 Imbolc

インボルグ
アイルランドの母神ブリジッテを賛えるウィッカの祝日(Feast of Brigid)。キリスト教ではキリスト生誕の40日目にあたり、これから先一年の間に使うキャンドルを祝福するカトリックの祭り、キャンドル・マス(聖燭祭)。また聖母マリアとも関連が深い。
ウィッカにとっては、女神が帰還する日とされており、自然のサイクルの中で春の予兆が感じられる時期と一致している。 この日、ウィッカたちはキャンドルに火を灯し、次のように祝う。
「心に火を! 精神に火を! 体に火を! 風に火を! そして女神の火を!」

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